今年もいよいよ12月に入り、朝晩の冷え込みもぐんと厳しくなりました。ハイストリートには夜のイルミネーションが輝き、マーケット広場にはクリスマスツリーが飾られ、トットネスの街も一気にクリスマスムードが高まります。人々はクリスマスに向けてのギフトショッピングに大忙しな模様で、このマーケットに大分慣れ親しんできた
Sorazoraも沢山の方々を迎えた週末でした。このマーケットに毎週来るようになって二回目の冬。店の前を通る度に手を振ってくれる人や立ち止まっておしゃべりしていってくれる人も大分増えました。知る顔が増えてくると居るだけで楽しいもんです♪
さて、このマーケットで仲良くなった友人のひとりに、私が敬愛してもし尽くせない女性が居ます。長年トットネスの街の中心地に住む彼女は、ヘアメイクアップアーティストとしての経歴を持ち、現在は大学で教える先生。趣味を超える範囲で森の物語に出てきそうな人形をも手がける作家でもあり、またいち母親でもあります。私たちがマーケット出店を始めた日からほぼ毎週欠かさず顔を出し声を掛けてくれている彼女。ネパール制作や日本帰郷でマーケットをしばらく離れると分かると会えない時間を心底惜しんでくれる。彼女の生き様や創作の自由さ、率直な愛の表現には常日頃刺激を受け、私自身何度となく彼女の存在に救われてきました。彼女が私達Sorazoraに初めて会ったのはイングランド進出一年目2009年のWOMADフェスティバルだったというから、大分後になってそれを聞いた時は目玉が飛び出そうになるほど驚かされました。まさかその四年後に彼女が住む街にやって来ることになるなんてね。引き寄せの法則ももはや疑う余地なし!
そんな彼女から先日手作りのアドベントカレンダー(Advent calendar)をもらいました。アドベントカレンダーとはクリスマスまでの日数を数える為のカレンダーで、12月1日から始まり日ごとに小さなプレゼントが用意されていたりします。彼女が作ってくれたのは、ジュート生地に固定され色とりどりの色紙に包まれ大小様々な形をした25ものプレゼントが縦長に連なる掛け軸。おかげで毎朝ワクワクしながら包みを開ける日々が始まり、毎日ひとつ、小さなプレゼントを開けては、ほう!だの、わー♪だの、はて??だの、楽しませてもらってます。彼女自身がひとつひとつ作ったり選んだものを包んだ25日分。クリスマスに全てが繋がる愛のメッセージ。またひとつ彼女の虜になっていく自分を感じつつ、私もいつかこのアドベントカレンダーを誰かに作りたいと思うようになりました。あー、愛って連鎖的なものなんだなあ。
ちなみに25個目の包みだけは何やら大きめ★☆★おかげでクリスマスが待ち遠しいぜい♪
Many thanks and my best wishes to dearest Lu! xxx